小さい時から本に関しては、30年後に価値が出るよ、と言われて育ってきました。
こっちとしては、30年経とうが何年経とうが古くなったら古本だよ、
みたいな塩対応しか言ったことはありませんでした。
そんな中最近思うのは。
本そのものの価値っていうよりかは、本を読むことによって得た知識から
長年の経験と結びつく、みたいなことだったのでは?と。
経験が自分の体感として現実的には役に立ってるのかなって思い始めるのが
30年ぐらい立たないとそう思わないのかなっていう風に思ったんですよね。
もちろん情報としての意味だったら読んですぐとか早いほうが価値はあります。
情報という意味では本というよりかはネットとかの情報の方が早かったりしますし
早いからいいっていうよりも、みんなが最終的には知っているという情報なんですよね。
たぶん本当に大切なものはひとつで。
なかなか表に出てくることはないっていうのは
今も昔も変わらない気がします。そういう事を考えたら情報としての意味は
みんなが知っているもの、でいいのかもしれません。
すぐには役に立たないけれども、いろんな考え方知ることができたり
いろんな情報を知ることができたりして視野が広がるとか考え方が広がるとか
そっち方面なんじゃないかなとそういう風に思いました。